人生の半分以上を美容師として生きてくると、素人さんが「美容選手権大会」と言うものをどのようにイメージしているか、さっぱりわからない。
そんなわけで、簡単に解説してみよう。
まず、現在、選手権大会で競われている競技は、以下の7種目。
- カット&ブロー競技(ウィッグ使用) 40分
- ユース競技(ウィッグ使用) 40分
- ネイル競技(モデル使用) 60分
- ヘアースタイル競技(モデル使用) 20分
- 中振袖着付け競技(モデル使用) 20分
- 花嫁着付け競技(モデル使用) 20分
- 洋装ブライダル競技(モデル使用) 20分+7分
()内は、施術対象のことで、ウィッグというのは、人毛を植えた頭部のみのお人形さんで、モデルとは、そのままの意味で人間のこと。
赤字になっている種目「ヘアースタイル競技」は、唯一世界大会へと駒を進めるための日本代表選考種目となっている。
時間は、当然競技時間のことなのだが、5,6の着付け競技は、競技場で行われる帯結びのみの時間で、メイクなどのプロセスは「控え室競技」となっており、競技場に出てくる以前に終わっている。
競技は、競技場を便宜的にA,B,Cの3つのエリアに分け、マルチに行われる。
そのため、最初こそほぼ同時に始まるが、競技時間が異なるため、Aで競技している最中に、Bに選手が入場してきて、Cでは審査が始まる、と言うように徐々にずれてくる。