数日後の夕刊の片隅に気になる記事を見つけた。
内容は、
「流行性耳下腺炎流行中」
というもの。
”流行性耳下腺炎” などと言われると分からないかもしれないが、世間一般で言う「おたふく風邪」のこと。
それが盛岡市内で流行していると言うのだ。
当時のオラホの認識では、風邪のような症状に加え頬が腫れる感染症で、一度かかると免疫ができて二度かかることは稀なため、たいがい子供がかかる病気である、ということぐらい。
もっとも、最近では予防接種もされるので、リアルタイムでかかっている子供すら見ることは稀な気もするが、オラホが小学校位の時代には、おたふくにかかって茶巾寿司のような包帯をした同級生が学校を休まずに、よく登校していた。
さらに、新聞の記事をよく読むと、細かく病状が載っていた。
覚えているところで以下に挙げてみよう。
- 耳下腺が腫れる
- 高熱が出る
- ウィルス感染による疾病である
- 成人になってかかると症状が重くなる傾向がある
- 4に関連して男子の場合、副睾丸炎を併発しやすく、女子の場合卵巣をやられることがある
ふ〜ん・・・、副睾丸って右か?左か?
などと、平静を装いボケをかましつつも、変な汗が背中を流れる。
あれ?オラホは ”おたふく風邪” をひいたことはないのか?
そうだ、母親に聞いてみよう。
「さ〜・・・・、わからない〜」
おい!