等電点とは
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PartW

アルカリコールド(クローズアップ)
薬液を捨てて黄身だけを残しました。
おかげで、また中身が出てきました。
BJ(クローズアップ)
同様に、薬液を捨てて黄身だけを残しました。
トレビア〜ンですね。



さて
この実験で
皮膚や毛髪など、弱酸性のたんぱく質が
アルカリ性と酸性それぞれのパーマ液に対し、どの様な影響を受けるか
多少なりとも、想像頂けたと思います。


pH4.5のベルジュバンスより
 より中性(水=7.0)に近いpH8.06のアルカリ性パーマ液の方が 
たんぱく質(毛髪や皮膚)に対するダメージが大きい



という事を
意外と思う方もおられると思います。

パーマ剤やカラー剤のように化学反応を伴う場合、中性に近いから作用が弱いとは限りません。
※この場合の化学反応とは還元反応の事。

特にパーマ剤の一液に入っている還元剤は、
アルカリ側に傾くほどたんぱく質に対する還元作用は強くなると言われています。
※同じ還元剤濃度ならpH値の大きい方が還元力が強い。

ちなみに、還元剤濃度はベルジュバンスは6.8%
ハニーゴールドに関しては不明ですが、厚生労働省の認可範囲な筈ですから
 同じ位か、高くても9%台と思われます。

結局

アルカリパーマ、ベルジュバンスともにたんぱく質に及ぼしてる科学反応は同じなんですが

 還元反応を、アルカリ性で行うか酸性で行うかということで 
このような違いが生じるわけです。


では、誰が見てもダメージに関しては
(弱)酸性のほうが良い結果がでるのに

なぜ


美容室で一般的に使われるパーマ剤の殆どはアルカリ性なのでしょうか?



理由1



弱酸性だとパーマのかかり具合が弱い。(確率50%)


プロとしてパーマを施術する場合
お客様によって、かかりやすかったり、かかりくかったりと言う事が多々あります。
かかりやすいヘアーは、
前処理にトリートメント剤を用いるなど、方法はいくつもありますが

かかりにくいヘアーは、
ロッドの選定やワインディング(ロッド巻き)など経験や技術でしか対応する事ができません。
しかも、頼みの綱のロッド選定など、ミスしたものなら
どんなに時間をおいても手遅れ
諦めるしかありません。

そういうわけで、
よりシビアな経験と技術を必要とする上に
失敗する可能性の高い弱酸性パーマ剤は避けられてしまいます。
※一般的に健康毛は酸性パーマではかからないと言う認識が大勢です。


理由2

薬液が弱いので、それを補うため時間がかかります。(確率80%)


流行の変遷に伴い、近年ベルジュバンスのロッド選定は太くなってきたとは言え
アルカリパーマと比較すると2段階くらい細い設定になります。
必然的にロッド本数も多くなるので
ワインディング時間がアルカリに比べて長くなります。
それとは別に
薬液の浸透&反応をさせる
プロセスタイム(放置時間)も同様に長くかかります。

時間がかかると言う事は
それだけ生産性が落ちると言う事に繋がります。
美容に限らず経営者なら誰でも避けたいところです。

ま、他にもありますが
大きな理由としてはこんなところでしょうか。



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